2013年1月17日16時ころ、カンボジアを飛び立ったチャーター中国機が北京首都国際空港に降り立った。この飛行機には解決した国際的なオレオレ詐欺事件で検挙された中国人23人の容疑者が中国警察によって強制帰国されていた。
「近年、オレオレ詐欺犯罪が急激な増加傾向にある。捕まらないように、犯罪者は詐欺の本拠地をつぎつぎに海外に移している。」公安部捜査局の劉安局長は、こうした新たな変化には新たな対策が必要で、台湾地域や国際警察との協力を強化することが、市民の生命や財産を守る強力な武器になると語る。
現在、中国全国32カ所すべてに省級情報センターが設立され、地市級都市にも情報センターが94%設立されるに至っている。これは情報の検討や判断と実際の現場の指揮との関係を円滑に進めるためのもので、突発的な事件にも効果的な緊急管理が可能だ。