会談の模様
パプアニューギニアのソマレ首相(左)と握手を交わす温家宝総理
温家宝総理は13日に、天津で2010年夏季ダボス会議に出席するアイスランド、モルドバ、パプアニューギニアなどの国の首脳と会談した。
アイスランドのグリムソン大統領と会談した際、温総理は「中国とアイスランドは経済の相互補完性を生かし、貿易のバランスのよい発展と持続的な成長を促すと共に、地熱開発の面での協力と極地や氷河、火山における研究を拡大して、気候変動対策を講じていくことを願っている」と述べた。
また、モルドバのフィラト首相と会談した際、温総理は「中国はモルドバ国民の選択を尊重しており、農業、経済貿易、通信などの面での互恵協力を推進して、文化協力を強化し、両国国民の理解と友情を深めていきたい」との考えを示した。
さらに、パプアニューギニアのソマレ首相と会談した際、温総理は「中国政府は企業のパプアニューギニアへの投資を奨励している。太平洋地域の発展を推進するため、中国はできるだけ支援していきたい」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年9月14日