毎朝6時半、司華徳さんと魏剛さんは野菜の卸売市場で野菜を仕入れ、午後3時半には再び野菜を買い足す。1日の売り上げは、食事代、交通費などを除いて1人あたり約80元(約1000円)だ。
司さんは「私も馬鹿ではない。こんなに苦労しても1日わずか数十元。だがこの1カ月に約1万6000人が私たちが売る野菜を買い、1人が毎回、20元ほど節約したとすれば、私たちは約30万(約377万円)を節約させたことになる」と話す。
低価格の野菜を住民たちは歓迎しているが、周辺の野菜を販売する人たちは不満に思っており、司さんは「魏さんと一緒にみんなのためになることをやっていきたいが、どのくらい持ちこたえることができるかどうかは分からない」と自信なさげに話す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年1月13日