乗客の財産を保護 「春運」の車内で任務につく鉄道警察官

乗客の財産を保護 「春運」の車内で任務につく鉄道警察官。

タグ: 帰省ラッシュ,春運,鉄道警察官

発信時間: 2011-01-18 14:26:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

乗客の様子を観察している譚静さん

年に一度の旧正月の帰省ラッシュ「春運」がまもなく始まる。多くの学生や出稼ぎの人たち、親族を訪問する人たちは、数時間あるいは昼夜の長い時間をかけて目的地に向かうが、そんな中で特殊な「乗客」もいる。目的地はないが明確な目的を持つこの「乗客」たちは、「春運」期間の列車内で乗客の財産を守る鉄道警察官だ。

北京鉄道公安局の「鉄鷹チーム」は14日夜、K101列車での任務についた。帽子をかぶりデイパックを背負って、まるで冬休みに入った大学生のような譚静さんは、交通警察官として4年間スリを検挙してきた。列車が発車する前に、同じ「鉄鷹メンバー」でご主人の李冬さんがちょうど西安から戻り、あわただしく顔をあわせた2人。「毎年この時期は一番忙しく、今度会えるのは大晦日。平日は携帯のショートメッセージで連絡している」と譚静さんは話す。

「夜中の12時まではわりとみんな元気で、スリが手を出す可能性は少ない」と、譚静さんは乗客が寝た夜中3時に車内を見て回った。そして4号車の洗面所に立ち、近くを観察していたスリと思われる茶色のジャンパー姿の男性を見つけたが、結局この男性は何もしなかった。夜の勤務で疲れた様子の譚静さんは、長年の経験でスリの勘も鋭くなっており、警察官とスリが目を合わせれば、8割方は相手の身分が分かると言う。

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