洗濯機を使わないインドの洗濯風景

洗濯機を使わないインドの洗濯風景。

タグ: インド,ムンバイ,露天,洗い場,貧民窟

発信時間: 2011-03-29 15:15:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

インド・ムンバイ市のマハラクシミ駅近くにある橋から、アジア最大の露天の洗い場を見渡すことができる。ここに着く前から、カビと湿気、洗剤の混じったにおいがする。

この橋から見下ろすと、高層ビルと隣り合った貧民窟が目に入る。ムンバイ市のほかの乱雑な貧民窟と違いはないが、よく見ると、橋の下の風景は一度も見たことのないすばらしい眺めだ。数百人がコンクリート製の長方形の囲いの中で、さまざまな色とりどりの服やシーツを洗っている。この大きな長方形の囲いの水は濁っていた。棒で力を入れてたたく人や、手でごしごし擦ったり振り回したりする人がいる。

洗ってきれいになった服は紐に掛けられるか、屋根の上に置かれる。この服を洗う大勢の中に女性の姿は少なく、ほとんどが男性で、若い男性も少なくない。

現地の人の話によると、百年前のムンバイ市は水道水が非常に少なく、季節風気候で毎年数カ月も乾燥し雨が降らないため、すべての川が枯れ、洗濯の問題は政府が解決すべき最大の課題となった。

こうして、露天の洗い場が現れた。作られたばかりのとき、合わせて800以上の洗い場があり、千人が同時に洗うことができた。今も手洗いで、露天に干す習慣が残っている。

洗濯機は電化時代に不可欠なものになっているが、ムンバイ市には洗い場が今も残り、盛んだ。その理由は、大部分のムンバイ市民にとって、洗濯機は必要のない贅沢品で、服を洗い場で洗う習慣があるからだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」  2011年3月28日

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