ウルル・カタ・ジュタ国立公園は豪州中部に位置する、ユネスコが認定する世界文化・自然遺産だ。
ウルルは高さ348メートル、周囲9.4キロメートルの単体の砂岩で、豪州の最も象徴的な景観だ。ウルルとカタ・ジュタは現地のアボリジニの聖地で、1万年以上の歴史を持つ壁画を留めている。その中に隠れた池や洞窟は豪州中部の乾燥した砂漠地帯のオアシスで、現地の動物に得難い水資源と生息地を提供した。カタ・ジュタはウルルから25キロ離れており、頂部が丸まった岩でできている。敷地面積は21.68平方キロメートル。