改革開放は国力の増強につながる道であり、新しい時期の最も鮮明な特徴であると、大会はみている。わが国が過去三十数年にわたり急速な発展を遂げたのは改革開放のたまものであるが、将来の発展も揺るぐことなく改革開放に依拠しなければならない。改革開放のみが、中国を発展させ、社会主義を発展させ、マルクス主義を発展させることができるのである。こうした内容を党規約に盛り込むことは、全党が改革開放を堅持する重要な意義を深く認識し、より自覚を持って改革開放をいっそう確固として推し進めるのに役立つ。
また、大会は次のようにみている。十七回大会以降、党建設の実践の発展にともない、わが党はマルクス主義政権党建設の法則に対する認識が絶えず深まる中で、党が直面している試練とリスクを直視し、党の執政能力の整備、党の先進性と純潔さの保持を強化することを重視しており、党の思想建設、組織建設、作風建設、腐敗反対・清廉潔白提唱、制度建設をトータルに推進し、党建設の科学化のレベルを全面的に高めてきた。実践の発展を踏まえて、十八回大会は学習型・サービス型・創造革新型のマルクス主義政権党を建設するという新しい要請をうち出した。新たな情勢に即応して、全党は鄧小平理論、「三つの代表」の重要な思想、科学的発展観および党の基本路線をもって、思想、行動を統一し、真実を求め実際を重んずることに努め、党員の主体的地位を尊重する一方、主要な指導幹部に対する監督を強化しなければならない。党建設の主軸、全般的な布石、総目標をよりいっそう完全なものにするために、大会はこれらの新たな成果や認識、要請をもって、党規約にある党建設についての全般的な要請を充実させることに同意した。これは党建設の新しい、偉大なプロジェクトを全面的に推進することに役立つ。