(中国共産党第十八回全国代表大会で一部改正のうえ、2012年11月14日に採択)
総 綱
中国共産党は中国労働者階級の前衛部隊であると同時に、中国人民と中華民族の前衛部隊であり、中国の特色のある社会主義事業を指導する中核であり、中国の先進的生産力の発展の要請を代表し、中国の先進的文化の前進する方向を代表し、中国の最も広範な人民の根本的利益を代表する。党の最高の理想と最終の目標は共産主義を実現することである。
中国共産党はマルクス・レーニン主義、毛沢東思想、鄧小平理論、「三つの代表」の重要な思想および科学的発展観をみずからの行動の指針とする。
マルクス・レーニン主義は、人類社会の歴史の発展法則を明らかにし、その基本原理は正しいものであり、強大な生命力がある。中国の共産主義者が追求している共産主義の最高の理想は、社会主義社会が十分に発展をとげ、高度に発達した基礎のうえではじめて実現されるものである。社会主義制度の発展と充実は長期にわたる歴史的過程である。マルクス・レーニン主義の基本原理を堅持し、中国人民が自由意思で選択した中国の国情に適した道を歩めば、中国の社会主義事業は必ずや最終的勝利を勝ち取るにちがいない。
毛沢東同志を主な代表とする中国の共産主義者は、マルクス・レーニン主義の基本原理を中国革命の具体的実践と結び付けて、毛沢東思想を創立した。毛沢東思想は、マルクス・レーニン主義の中国における運用と発展であり、実践によって立証されているように、中国の革命と建設についての正しい理論的原則と経験の総括であり、中国共産党の集団の英知の結晶である。毛沢東思想の指導のもと、中国共産党は全国各民族人民を指導して、帝国主義、封建主義、官僚資本主義に反対する長期にわたる革命闘争を経て、新民主主義革命の勝利をかち取り、人民民主主義独裁の中華人民共和国を打ち立てた。建国後においては社会主義的改造を順調に進め、新民主主義から社会主義への移行を達成し、社会主義の基本制度を確立し、社会主義の経済、政治と文化を発展させてきた。