新中国成立60年の発展を反映する10の成果

人民網日本語版  |  2009-09-08

新中国成立60年の発展を反映する10の成果。GDPの増加や寿命の延長、貧困率の低下など一連のデータが示しているのは、中国が成立60年以来、旧世界の廃墟のなかから立ち上がり、生気と活力に満ちた社会主義国家として世界の東方にそびえ立つようになった道のりだ…

タグ:中国 60年 経済

発信時間:2009-09-08 18:55:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

02年4月、中国で玩具の商談をするインド人ビジネスマン

 (6)対外貿易が2266倍に 半閉鎖状態から全面的開放へ

 開放してこそ発展を実現することができる。国家統計局の報告によると、中国は成立当時、ほとんど閉鎖状態にあった。改革開放後は対外開放路線を取り、海外からの導入を積極的に進め、海外進出を実現するまでになった。中国は現在、世界第三の対外貿易国へと躍進している。

 中国の輸出入総額は1950年の11億3千万ドルから2008年の2兆5616億ドルにまで増加した。改革開放以来の外資導入額(実行ベース)は8526億ドルに達した。海外進出戦略も順調に実施され、08年の対外直接投資額は407億ドルとなっている。。

 長期的に外貨が足りなかった中国は現在、世界第一の外貨準備国となっている。1952年の外貨準備は1億3900万ドルにすぎなかったが、この数字は2008年には1兆9460億ドルに達した。

 (7)都市化率が10.6%から45.7%に 都市と農村の協調発展へ

 都市と農村との統一発展は国家発展戦略中の重大問題となっている。国家統計局の報告によると、中国の都市・農村構造は、都市と農村との分割管理から都市と農村との統一的な協調発展へと転換している。

 中国成立当初、中国の都市化レベルは低く、都市部の人口が全体に占める割合は0.6%にすぎず、都市と農村とははっきりとした分割状態にあった。都市化の発展は改革開放で加速し、都市部の人口が全体に占める割合は08年には45.7%に上がった。都市部と農村部との経済・社会の発展一体化という局面が形成されている。

 (8)非識字率が6.67%に 教育普及が中等所得国レベルに

 教育は、国家の未来にかかわる重大事業だ。中国成立当初、全人口の80%以上は非識字者だった。学齢児童の入学率は20%前後にすぎなかった。党と政府の重視を受け、中国の教育普及レベルは現在、中等所得国の平均レベルに達している。

 08年の中国の高等教育(大学レベル)の入学率は23.3%にのぼった。高校の入学率は74%、中学の入学率は98.5%、小学校の入学率は99.5%に達した。非識字率は6.67%にまで下がった。同年の高校段階の在校生数は4546万人、中等職業教育の在校生は2057万人だった。

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