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温家宝総理の記者会見
発信時間: 2009-03-13 | チャイナネット

    

台湾中央社の記者

 

温家宝総理 「這ってでも台湾に行きたい」

 台湾中央社:両岸経済協力協議については両岸とも注目しているが、今年以内にこの協議が完全に署名される可能性はあるのか。そして調印後、台湾は順調にアセアンの10+1体制に参加できるのだろうか。二つ目は、台湾が世界保健機関(WHO)に入ることについての問題について、温総理は政府活動報告の中で、台湾と協議してこの問題を情理を尽くして手配すると言及しているが、台湾が今年にWHOに入る可能性について分析してほしい。また個人的な問題のようだが、台湾の観光資源は非常に豊かで、温総理がもし台湾を観光するチャンスがあれば、どこに行きたいと考えているか。

 

温家宝総理:まず一つの事実を説明したいと思う。台湾と大陸の経済関係は非常に緊密で、分割することができなくなった状況だと言っていいだろう。去年のことで言えば、金融危機の騒ぎにもかかわらず、両岸の貿易額は1300億ドルに達した。その中で台湾の貿易黒字は778億ドルで、大陸部で運営されている工場は3万社、投資資金は470億ドルを上っている。

こうした緊密な関係のもと、私たちは協力を強め、共に金融危機に直面しなければならない。

私は政府活動報告で、両岸は出来るだけ早く、総合的な経済協力協議に署名し、両岸の特徴にあった協力体制を確立すると提起した。その協議と体制を詳しく言えば、「3つの適応」だ。

一つは、両岸関係の発展状況に適応する。二つは、両岸経済貿易交流の求めに適応する。三つは、両岸経済貿易の特徴に適応するだ。

総じて言えば、互いに利益がありウィンウィンを実現することであり、ふさわしい方法で協議を取り決め、両岸に利益がある協力体制を構成することを心から願っている。

台湾は祖国の大切な島であり、ずっと行きたいと思っている場所だ。私は心から台湾に行って見てみたい。阿里山や日月潭、台湾の各地へ行って台湾の同胞と会いたい。

今年で67歳になるが、もしこのような可能性があれば、歩けなければ這ってでも行きたいと思う。

政府活動報告ではっきりと、台湾同胞の利益にかかわる。例えば世界保健機関のようないくつかの国際機関については、中国政府は情理を尽くして手配をするだろうと言っている。私たちはこれについて協議を進めることを希望する。 

         

        「チャイナネット」 2009年3月13日

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