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温家宝総理の記者会見
発信時間: 2009-03-13 | チャイナネット

    

人民日報の記者

 

金融危機対策(7)8%の経済発展目標は可能

 

人民日報:国際金融危機の衝撃に直面している中で、政府活動報告では、国内総生産(GDP)の成長率を約8%に保つという目標を提起している。国内外では、この8%目標の実現に懐疑的な人もいるが、この問題についてどう見ているか。

 

温家宝総理:GDP成長率8%の目標が今年、実現できるかどうかについて、みなさんは非常に注目している。私はこの目標を実現するのは確かに難しいが、努力すれば可能だと考えており、8%前後の経済発展目標について、3つの方面から考えている。

まず一つ目は、そのニーズと可能性。二つ目は、政府の承諾と責任で、三つ目は、成長率8%は私たちの自信と希望の表れであるということだ。

8%前後を実現するというこの目標の可能性について、以下の3つの面を強調したい。

一つは、中国は急速に市場化と都市化している時期であり、また消費拡大と構造昇格の時期である。中国の13億人のうち農民は9億人で、農村に行って見れば分かるように、そこではいくら投資しても多くはないと思う。中国の市場は、人口や面積から見ても、ヨーロッパの市場よりかなり大きい。

二つは、中国には豊富な労働力資源があり、人材が多いという点で優位だ。今は就業が難しいが、長い目で見れば、発展の重要な条件である。

三つは、10年以上の改革を経て、中国の金融の基本は健全で安定しており、経済発展に力強い支持を提供している。

実のところ最も重要なのは、数カ月の努力で、中国人の心が温かくなり始めたことだ。私は心が温かくなれば、経済状況も温かくなると考えている。この国際金融危機の中では、どんな国も独りよがりになることはできず、困難を克服するにしても、国際経済の影響から離れることができないことは、私もよく知っている。

しかし私たちは、火を採るよりも火を起こしたほうがいいし、水を汲むより井戸を掘ったほうがいいという道理が理解できるように、全ての中国人が自分の温かい心で中国経済を温めることを願っている。  

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