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新世代の出稼ぎ労働者④逆風に負けず |
発信時間: 2010-02-25 | チャイナネット |
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●親父の代みたいに逆風を忍ぶことなんかない、自分の合法的権益は自分で守っていくさ 昨年、国際金融危機の影響を受けて、湖南省桃源県にある童方標さんが勤める工場は、かなり長期にわたって賃金未納が続いていたので、彼は社長に賃金の支払いを求めた。父親はこれを聞いてびっくりし、何回も電話をかけて来ては「もうよせ、面倒を起こすな、面倒を起こすな!」と勧めた。が、童さんは「親父の代みたいに逆風を忍ぶことなんかない、自分の合法的権益は自分で守っていくさ」 威勇剛さんは重慶江北区労働監察大隊の隊長。彼は、新世代の出稼ぎ農民が自分の合法的権益を守る時は、一つ上の世代よりずっと理性的だと見ている。 威さんによると、この世代の出稼ぎ農民は一般にある程度の知識・文化を持っているので、法律への意識は強く、自分にかかわる政策についても非常に深く研究している。一旦、権益を侵害することがあれば、彼らはすぐに関係機関に報告する。その際には、関係する書面資料も非常に細かく準備するという。 多くの新世代出稼ぎ農民は、時代が与えてくれるチャンスを以前よりずっと大切にしている。仕事の場でも自分にある役割を最大限発揮し、職場で人生の価値を実現しようとしている。 河南省蔡県黄埠鎮魏李荘村の李建思さんは、北方や南方に出稼ぎに出て8年になる。技能が重要であることを認識し、すべての財産を拠出して同県人2人と出稼ぎ農民技能訓練学校を設立。同省南丘市虞城県に住む27歳の高美麗さん。刻苦奮闘、勇気ある革新の精神をもって、平凡なる職場に美しい人生を描き出した。入党して昨年、優秀出稼ぎ農民代表として北京での国慶節のイベントに参加。 河南省の出稼ぎ農民はおよそ2100万人を数える。うち60%以上が新世代。若い彼らの多くが政治面で自らを向上させようと果敢に取り組んでいる。上蔡県や光山県、固始県といった党支部では昨年、優秀な青年出稼ぎ農民の中から約200人が新たに党員となった。 「チャイナネット」 2010年2月25日 |
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