朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議第6回会議が19日、北京の釣魚台国賓館で開幕した。
この日の午前、6カ国は団長会議を行った。その後、第6回会議の議長でもある中国代表団の武大偉団長は、開幕式の挨拶の中で、第5回会議で収めた成果を積極的に評価した。
この中で武大偉団長は「第5回6カ国協議は1年余りにわたって何度も協議を行った結果、共同声明の初期段階で実施する行動を決めた。これは、第5回会議に円満にピリオドを打っただけでなく、6カ国協議が新しい段階に入ったことを示している」と語った。
また、武大偉団長は今回会議の主な議題について、次のように述べた。
「われわれが達した合意に基づいて、今回の会議では、3つの問題を重点的に協議する。それは各作業部会の活動進展状況の報告を聞くこと、共同声明を実行する具体的な措置を討議すること、次期段階に各国が取ろうとする或いは取るべき行動について検討することである」と明らかにした。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年3月19日