外交部の定例会見で11日、秦剛報道官が国内外の記者の質問に答えた。

――EUアフリカ首脳会議が先週末にポルトガルのリスボンで開かれた。会議では中国の対アフリカ政策も関心の1つとなり、中国はアフリカ大陸においても利益上の関心を抱いていると指摘された。首脳会議の成果に対してコメントは。

EUアフリカ首脳会議が7年ぶりにポルトガルのリスボンで開かれ、「アフリカEU共同戦略」と「行動計画」が採択された。これは、新たな情勢の下で協力を強化しようとするEUとアフリカ諸国の強い意向を示すものだ。中国はEUとアフリカによる新しいタイプの戦略的パートナーシップの構築に歓迎の意を表明する。平等互恵と相互尊重を基礎や前提とするこのパートナーシップが、EUアフリカ協力の強化と、アフリカの平和・安定・振興の促進にプラスとなり、アフリカにさらに有利な発展のチャンスをもたらすことを希望する。

中国はアフリカの平和と発展の促進において、EUを含む国際社会と関心および利益を共有している。国際社会と共に、この目標に向けてしかるべき貢献を果たしていきたい。

「人民網日本語版」2007年12月12日