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出稼ぎ労働者が全人代代表に初選出
発信時間: 2008-01-23 | チャイナネット

広東省第11期人民代表大会第1回会議はこのほど、出稼ぎ労働者の女性、胡小燕さん(34)を全国人民代表大会(全人代)代表に選出した。出稼ぎ労働者が全人代代表に選出されるのは初めて。今後、全人代常務委員会代表資格審査委員会が胡さんの当選資格を審査する。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

胡さんは四川省武勝県出身。中学を卒業し、1998年に広東省に出稼ぎに来た。現在は仏山市三水区にある新明珠建陶公司の工場で完成品部門の副主任を務めている。同市の「出稼ぎ労働者ベスト10」に選出されたこともある。

広東省人民代表大会常務委員会選挙委員会の楊成勇副主任によると、胡さんは広東省総工会から推薦を受け、厳格な手続の審査を経た後、21日午後に740票を集め全人代代表に選出された。

楊副主任は「胡さんが出稼ぎ労働者の代表に当選できたことは、わが国政府が出稼ぎ労働者を重視していることを示すものだ。出稼ぎ労働者は人民代表大会代表を通じてその声を伝えることができる。出稼ぎ労働者を政治に参加させることは、調和社会の建設にとってプラスだ」としている。

「人民網日本語版」2008年1月23日

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