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出稼ぎ農民が成都市で社区党委員会の副書記に |
発信時間: 2008-01-17 | チャイナネット |
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年の瀬を前にして成都市青羊区東坡街貝森社区(コミュニティー)共産党委員会の楊樹博副書記は、いつも社区周辺の建築現場の出稼ぎ農民とノート片手に言葉を交わし、賃金支払い状況の把握に努めている。楊副書記は四川省綿陽塩亭県黄甸鎮文林村の出身で、社区の不動産管理監察員。昨年8月に、出稼ぎ労働者仲間数百人の推薦と、社区各方面の代表49人による差額選挙の結果、獲得票数33票で青羊区東坡街貝森社区党委員会の副書記に当選した。青羊区では現在すでに53人の外来党員が社区党組織のメンバーを務めている。青羊区には出稼ぎ労働者が5万人余りおり、うち共産党員は2600人余りを数える。 青羊区共産党委員会組織部の周何・副部長は「外来の労働者を本当に都市に融け込ませるためには、社区の党組織内に彼らの『代弁者』と『発言権』を用意する必要がある。このため青羊区は四川省社区(村)党組織改選のモデルとして、文家街道蛟竜工業港、東坡街道建築現場など外来の労働者が比較的集中する社区で、外来党員を党組織の副書記に試験的に抜擢した」と語る。 「人民網日本語版」2008年1月17日 |
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