第11期全国人民代表大会の代表のリストに、1980年代生まれの若者が登場した。今回の「両大会」では、伝統を重視し、向上心に燃え、活気あふれる80年代生まれの代表の姿があった。
部屋で代表の証明書をつけるのは、「ミオン族の歌姫」とも呼ばれている貴州省の人大代表、雷阿幼朶さん(3月4日)だ。80年代生まれの雷さんは今回の「両大会」で、国が民族文化遺産を保護し、伝統芸術を受け継ぐことに力を入れるよう提案することにしている。そして若者がより一層伝統を理解し、伝統を好きになってくれればと言う。
竹の根で作られた簫(しょう)を演奏する、貴州省人大代表の貴州省玉屏県簫笛工場副工場長の姚懿洲さん(3月4日)。26歳の姚さんはこう話す。「多くの若者が伝統文化産業に身を投じれば、新しいことや、思いもつかないことが出来る」
「チャイナネット」2008年3月5日