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中国企業:CNNが再度わめき立てるならすぐに起訴する
発信時間: 2008-04-21 | チャイナネット

「上海振華港口機械(グループ)株式有限会社の4万人の従業員」と署名された公開状が同社のウェブサイトで掲載され、CNNキャスターのキャファティ氏の中国を侮辱する発言について強い憤りを表している。同社は、CNNに対して公に抗議をした最初の中国企業だ。

この公開状にはこう書かれている。「CNNのキャスターのキャファティ氏は、公然とメディアで中国の高品質でハイテク製品を『ゴミ』とわめき立てた。彼は無知で傲慢、愚かで、すでに消滅した植民地主義者がよみがえったような人だ。4万人の従業員はこの上なく憤っている。米国の東、西海岸は、我が社の大型コンテナの機械を200台購入しており、運用効率の高いこれらの機械は、米国1万億ドルの貿易を保障する主力である。私たちはキャファティ氏を、米国の埠頭に立っている中国製の『鋼鉄の巨人』の前に招き、もし彼がこの機械の前であえて再びこれらをゴミだとわめき立てれば、すぐに米国で弁護士を雇い誹謗罪で訴える」

この公開状はすぐに多くのサイトに転載され、ネット利用者たちの支持を得た。同会社の管彤賢総裁は海外におり、取材には応じていない。

CNNに挑戦するのはなぜ?

この会社の最近のデータを見れば、今回の抗議も理解できる。2005年にイギリスの業界誌「カーゴ・システム」が発表したデータによると、コンテナの機械分野で同社のシェアは約70%を占め、業界2位の三菱重工の20倍である。業界リーダーである上海振華港口機械(グループ)株式有限会社には発言権がある。

同社の2007年の米国での可処分所得は26億元を超えており、所得総額の13%を占めている。また2006年には、サンフランシスコのベイブリッジの注文を受け、金額は2億ドル以上だった。米国は同社の業務が急増している地域の一つである。そのため米国は、急に上海振華港口機械(グループ)の製品を拒否することはできない。

「チャイナネット」 2008年4月21日

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