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ダライ集団「亡命政府」の現状分析 |
発信時間: 2008-04-28 | チャイナネット |
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「亡命政府」の3大系統、分裂活動を組織的に支援 ダライ集団のいわゆる「亡命政府」は「ダライ・ラマ庁」「カシャック(内閣)」「チベット代表者議会」の3大系統からなる。 ダライ・ラマ庁は旧西蔵の「Kuger Yigtsang」で、ダライラマの私的事務所、あるいはダライラマの事務室とも称される、ダライ集団の重要な政策決定・権力機関。「カシャック」の重大事項は「Kuger Yigtsang」を通じてダライ・ラマに報告しなければならず、「カシャック」の主要な公文書・政令は「Kuger Yigtsang」の審査と押印を経て発効する。 「カシャック」はダライ集団「亡命政府」の行政管理の中枢、すなわち「内閣」である。「カシャック」の名称は清朝中央政府が欽定したもので、1958年3月28日に国務院が「カシャック」の解散を命令して以降、「カシャック」は非合法組織となった。「亡命チベット人憲章」によると「カシャック」は選挙で選ばれる任期5年の8人の「カロン(大臣)」で構成される。ダライ集団は1959年に国を裏切り逃亡して以降、計13期の「亡命政府」を組織した。現在「カロン」は7人おり、「カロン・トリパ(主席大臣)」はサムドン・リンポチェ・ロサン・テンジンだ。「亡命政府」は現在、「内務省」「財務相」「公安省」「情報・国際関係省」「宗教・文化省」「教育省」「厚生省」の7省を含む20組織で構成され、2900人余りの職員を抱える。 専門家によると、拉薩「3・14事件」において、「亡命政府」の主席「大臣」サムドンが緊急会議を招集し、チベット人を指揮して「革命の成果」をさらに高める方策を研究したほか、「公安省」「宗教・文化省」などに活動の指示を出したことを示す十分な証拠がある。 ダライ集団から派遣され、暴行・破壊・略奪・放火の「3・14暴力事件」を煽動・組織・画策し、法に基づき身柄を拘束されたある中堅分子は「2006年11月から『亡命政府』『公安省』の某官僚と連絡を取り、その助言と指図の下、民族分裂活動に積極的に携わった」と自白している。「チベット代表者議会」はダライ集団が四川省・甘粛省・雲南省からの逃亡チベット人を籠絡し、西側諸国と迎合する必要から自らに着せた西側議会式の「民主」の外衣である。 内部対立が重なったことで、「チベット代表者議会」の代表定員の割当は調整が繰り返されてきた。基本は3地区と5大教派への均等割当だ。ダライ集団内部の権力闘争、地域対立、教派対立、さまざまな派閥集団の対立の一層激化は、「チベット代表者議会」と「常任委員会」の選挙において最も表面化する。1988年2月、第10期「チベット代表者議会」は激しい口論の中で成立し、それからわずか1年で、台湾マネースキャンダルにより解散に追い込まれた。現在の「チベット代表者議会」は2006年9月に46人の代表で成立した。 暴行・略奪・破壊・放火の「3・14事件」の発生後、ダライ集団は3月中旬に、「チベット代表者議会」のカルマ・チョペル議長を委員長に7人で構成される「チベット団結委員会」を設立した。同委員会は「チベット中央政府」とダライ・ラマを代表して、各地の亡命チベット人と非政府組織を直接指導して世界的な統一活動を展開すると公言し、民族の団結を破壊し、オリンピックを破壊し、祖国の分裂を愚かにも企む「チベット亡命政府」の醜悪な目的を余すところなく暴露した。 |
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