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ダライ集団「亡命政府」の現状分析
発信時間: 2008-04-28 | チャイナネット

 

機能の揃った政治亡命集団

さらにダライ集団はいくつかの国々に、いわゆる事務所・代表所・連絡所を設立して、「チベット問題」を支持する団体や人々との結びつきを強化し、支持を求めると共に、当該国に住むチベット人との連絡を保ち、彼らへのコントロールを強化している。最盛時には18カ所、現在は事務所10カ所と特別事務所2カ所(駐米国ワシントン事務所と駐欧州ブリュッセル事務所)があり、頭目はみなダライ集団の幹部だ。

専門家によると、ここ数年ダライ集団の「草の根外交」とロビー活動は度々成果を上げ、在外事務所の任務と活動範囲にも拡大が見られる。「3・14事件」後、短期間内にわが国の十数の在外公館が亡命チベット人による抗議、さらには突撃を受けたことは、こうした事務所の存在と密接な関係がある。

ダライ集団は「大分散・小集中」の策略でインドやブータンにチベット人居住区を形成、チベット人学校を設立して「チベット独立」教育を強化している。生徒達は毎日「国旗」を掲揚し、「国歌」を斉唱しなければならない。「デプン寺」などのコピー寺院を建設し、1万7000人の僧侶を擁している。「チベット独立」世論を盛り立てるために新聞・雑誌・書籍を刊行している。

より多くの亡命チベット人を「チベット独立」の戦車に縛りつけるために、ダライ集団は青年や女性を組織し、特別な支援を行って分裂活動を強化している。「チベット青年会議」と「チベット女性協会」がその代表で、「カシャック」は両組織への財政的支援を予算に組み込んでいる。

近年「チベット青年会議」は次第に勢力を伸ばし、ダライ集団の各方面に滲透している。彼らは「カシャック」「カロン」とその各組織にまで滲透し、ダライ集団の「カシャック」とその主要組織をコントロールし、下はチベット人居住区の権力から上はダライ・ラマ庁に至るまで、その圧倒的部分をその幹部がことごとく掌握している。「カシャック」の各級官僚と職員の80%は「チベット青年会議」の現構成員または旧構成員だ。「チベット青年会議」は亡命チベット人をかき集めて騒動を起こし、世界のさまざまな反中勢力と結託し、「チベット独立」を煽動し、「チベット人大蜂起運動」を実行し、「チベット独立」を鼓吹・画策する、最も頑なで最も激烈な、最も猖獗を極める組織となっている。ダライも「チベット青年会議」を重視し、代表会議のたびに自ら出席して講話し、激励を与えている。

専門家は「構成から見て、ダライ集団は機能の揃った政治亡命集団を構築した」と指摘する。40数年来、とりわけ近年、亡命分子は苦心を続け、反中の弱者イメージを世界に植えつけ、事実を歪曲し、デマを撒き散らし、西蔵で人権を侵害していると中国を中傷することで、少なからぬ人々の同情と支持を騙し取ってきたのだ。

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