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主要8カ国、温室ガス削減の長期目標で一致
発信時間: 2008-07-09 | チャイナネット
  主要8カ国(G8)の首脳は8日、北海道で行われている洞爺湖サミットで、温室ガスの長期削減目標について一致に達した。

  G8首脳の共同声明によると、主要8カ国は、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)の全締約国と共に、温室ガスの排出量を2050年までに少なくとも半分に削減するという長期目標を実現していく。この目標の検討と採択は関係諸国とのUNFCCC交渉の中で進めていく。

  主要8カ国は、気候変動という世界的な挑戦に対応するには、世界各国とりわけ主要経済国の貢献が不可欠であるとの認識で一致。同時に主要先進国と主要発展途上国の役割は、「共通に有しているが差異のある責任」という原則と各国の能力に基づき、異なるものとなる。

  先進国は気候変動対策で指導的責任を負い、各メンバー国は排出量の絶対的削減に向けて、自らの経済規模に見合った中期目標を実現する。まずできるだけ早く排出量増加の停止を実現する。また先進国は、発展途上国の気候変動対策に対しても指導力を発揮し、技術・資金の提供やキャパシティー・ビルディングによって、主要発展途上国の排出削減計画を支援していく。 

  「人民網日本語版」2008年7月9日
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