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アフリカの少女による、赤いシルクを使った情熱に溢れるダンス |
胡錦濤国家主席は10日から17日にかけて、サウジアラビア、マリ、セネガル、タンザニア、モーリシャスの5カ国を公式訪問する。各国は胡主席の訪問が友好協力の推進に新たな動力を注ぐものと期待し、熱烈に歓迎する準備を進めている。
■サウジアラビア 高い関心
中国の胡主席によるサウジアラビア訪問は両国関係における重大な出来事だ。胡主席の訪問を2月3日に両国が同時に発表してからというもの、サウジアラビア各界は高い関心と大きな反響を示している。商工業界は胡主席の訪問にいよいよ欣喜雀躍し、拡大を続ける世界金融危機を背景に、両国が経済・貿易協力を一層強化し、国際経済・金融面の意思疎通や協調を緊密化することは、両国が金融危機に共同で対処し、安定した比較的速い経済成長を維持するうえでプラスの影響をもたらすに違いないと考えている。
■マリ 津々浦々に知れ渡る
胡主席が間もなくマリを公式訪問することに、同国のトゥーレ大統領、シディベ首相、トラオレ議長はいずれも深い喜びを表明し、大きな期待を寄せている。マリ、特に首都バマコでは、胡主席訪問の知らせは津々浦々に知れ渡り、各界の民衆は最も熱烈な歓迎の準備を進めている。
■セネガル 友好をアピール、協力を推進
胡主席による今回の公式訪問は、セネガルにとって、中国との国交回復以来、中国の最高レベルの国家指導者による訪問となる。同国のワッド大統領、ガッジョ外相はともに、胡主席の訪問に大きな喜びを表明。ワッド大統領は、両国の友好協力関係をアピールする重要な訪問として捉えている。ガッジョ外相は、胡主席を手厚くもてなし、両国の友好関係のレベルの高さを示すと表明している。
■タンザニア 深く厚い友情、不断に強化
中国の胡主席による今回のタンザニア訪問は、両国の友好関係の歴史における新たな一里塚であり、その発展に計り知れぬ影響をもたらすに違いない。両国の経済貿易協力・交流は近年活発化し続けている。新たな情勢の下で、両国は伝統的な友情を受け継ぎ、実務協力を深め、政治的には対等と相互信頼、経済的には協力とウィンウィン、文化的には交流と相互参考という両国関係の構築を推進するため、たゆまず努力していく。
■モーリシャス 雨の中のリハーサル、感動的なシーン
胡主席による今回の公式訪問は、インド洋に浮かぶ美しい島国・モーリシャスにとって、中国の国家元首による初の訪問であり、胡主席の訪問は、上から下まで、モーリシャス各界に大きな反響を引き起こしている。ジュグヌート大統領は、昨年の北京五輪期間中に胡主席と真摯で友好的な会談を行ったことに言及し、その訪問に熱い期待を表明した。モーリシャス側の歓迎準備には少しの抜かりもない。先日行われた歓迎式典のリハーサルでは、各級の官僚、警察、儀仗隊、軍楽隊、そして歓迎に参加する民衆が空港の駐機場に勢揃いし、台風が吹き荒れる中、細部にまでわたる練習を繰り返した。突然のどしゃ降りの大雨にも、巍然として揺るがず、整然とした所作の儀仗隊、平常通り両国国歌を演奏する軍楽隊の姿に、人々は感動した。
「人民網日本語版」2009年2月10日