胡錦濤国家主席は8日、南アフリカのムベキ大統領と札幌で会談した。

  胡主席は、「昨年の初めに私が南アフリカを訪問して以来、中国と南アフリカの関係は全面的で深い発展を続けてきた。両国の貿易と投資の規模はさらに拡大し、文化・教育・科学技術・医療衛生・観光などの分野での協力も進展した。また双方は、互いが関心を寄せる重大問題について、相互への理解と支持を表明し、国際問題での密接な協調と協力を保持してきた」と指摘し、「今年は中国と南アフリカの外交関係樹立10周年にあたり、双方はさまざまな祝賀活動を入念に計画している。中国側は南アフリカと共に、国交樹立10周年を契機として、両国の戦略パートナーシップを新たなレベルに引き上げることを希望する」と述べた。

  ムベキ大統領は、両国関係に対する胡主席の評価に賛同し、中国再訪への期待を述べ、両国の戦略パートナーシップを引き続き前進させていくことに希望を示した。 

  写真：札幌で8日、ムベキ大統領と握手する胡錦濤主席

  「人民網日本語版」2008年7月9日