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イラン大統領、2期目の苦しいスタート
発信時間: 2009-08-04 | チャイナネット

 

 イランの最高指導者ハメネイ氏は3日、アフマディネジャド大統領の第10代大統領への就任を正式に承認した。アフマディネジャド大統領は同日より正式に2期目に入った。大統領認証式典は同日、テヘランのホメイニモスクで行われた。

 イランのテレビは、式典でハメネイ氏がアフマディネジャド大統領に正式に認証状を渡したことを報じた。アフマディネジャド大統領は式典で「新政権はさらに強大なイメージで国際舞台に登場する」と表明した。

 ハタミ前大統領、ラフサンジャニ元大統領や、改革派候補のムサビ氏、カルビ氏らは式典をボイコットした。イラン国営テレビ局は式典を生中継せず、英語局とアラビア語局のみが外国向けに生放送を行った。

 ■米国、核問題でイランへのガソリン禁輸も

 イランと米国の関係についてアナリストは、アフマディネジャド大統領が、その反米・反イスラエルの急先鋒としてのイメージを容易に放棄することはないと指摘する。

 米紙「ニューヨーク・タイムズ」は3日、米国とその同盟国が、イランに対して最も厳しい経済制裁を課す可能性について検討していると報じた。イランが核問題解決に向けた米政府との協議に応じない場合、米国はイランへのガソリンその他石油精製品の輸出を禁止する。現在イランは石油精製品の40%近くを輸入に頼っている。

 「人民網日本語版」2009年8月4日

 

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