韓国の艦艇に15発が命中、朝鮮側では1人が死亡し3人が負傷したとの情報がある。朝鮮の警備艇は出火し、朝鮮水域に戻った。
朝鮮と韓国の海軍は10日午前、朝鮮半島西部の海域で衝突し、朝鮮の艦艇が大きく破損した。一部のメディアは朝鮮側で1人が死亡、3人が負傷したと伝えている。韓国側は朝鮮が北方限界線(NLL)を超えて侵入し韓国軍艦艇に発砲したのが衝突の原因だと述べているが、平壌からは全く逆の説明がされている。
原因
韓国側は侵入した朝鮮艦艇に警告発砲と説明
韓国軍の担当者によると、10日午前11時28分に朝鮮の警備艇1隻が両国西部海域の大青島付近で北方限界線を超えて侵入。これを発見した韓国軍の高速艇が3回にわたって立ち去るよう警告したが、相手側は応じないばかりか南下を続けたため、韓国海軍は再度2回警告した。韓国の高速艇は11時36分に朝鮮警備艇に向かって「警告発砲」を行った。
現場
朝鮮と韓国の艦艇が激しい銃撃戦に
朝鮮海軍の警備艇は11時37分に韓国海軍の高速艇に向けて85ミリ艦砲を50発以上発射、そのうち15発が韓国の高速艇の左舷と操舵室の間の外壁にあたった。
韓国の高速艇2隻も11時37分に朝鮮の警備艇に向けて40ミリ艦砲200発以上を発射した。
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