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米大使、オバマ訪中の報道で自国メディアを批判
発信時間: 2009-11-23 | チャイナネット

 

AP通信によると、米国のジョン・ハンツマン(中国名:洪博培)駐中国大使は20日、「オバマ大統領の初訪中に関する米国メディアの報道は余りにネガティブなもので、訪問の重要な成果を見落としている」と、自国メディアを厳しく批判した。「環球時報」が伝えた。

AP通信は「オバマ大統領の初の訪中は中国でトップニュースとなった。中国の人々は訪問にかなり大きな関心を寄せ、オバマ大統領に対しても非常にポジティブな見方をしている。だが、多くの米国メディアの関連報道は著しくネガティブなもので、イラン核問題、気候変動、人権といった要の問題で譲歩を引き出せなかったとオバマ大統領を非難している」と報じている。

ハンツマン大使は北京大学で中米両国の学生からの質問に答えた際、「これらの報道は、今回の訪問で得られた重要な進展や協力を見落としている。中米はクリーンエネルギー、軍事交流、核拡散防止などの面で重要な共通認識に至った」と指摘。「わたしはオバマ大統領と胡錦濤主席、温家宝総理とのすべての会議に出席した。その後目にしたいくつかの報道は不正確なものだと指摘せざるをえない」と述べた。

ハンツマン大使はさらに「ワシントンは今回の訪問がもたらした善意が具体的な成果に変わることを希望している。将来北京で開かれる戦略対話で、その検証を行う」「(米中間には)すでにポジティブな雰囲気が醸成されている。現在重要なのは、実行に着手することだ」と述べた。

「人民網日本語版」2009年11月23日

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