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英連邦政府首脳会議、気候変動宣言を発表 |
発信時間: 2009-11-29 | チャイナネット |
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トリニダード・トバゴの首都ポートオブスペインで開かれた英連邦政府首脳会議で28日、気候変動宣言が発表された。宣言の中では、来月コペンハーゲンで開かれる国連気候変動会議で法的拘束力のある協定を結ぶことや、先進国が困難のある国に対して資金援助を行うことなどが呼びかけられた。 宣言は、「気候変動は世界が直面している主な課題であり、各国の安全や繁栄、および経済・社会の発展を脅かすものであることは疑いない事実である」とし、「人口が多く、地域も広い英連邦がこの問題において積極的に対応していくべきだ」と呼びかけた。 また「先進国は資金や技術の移転、技術者の研修などの面で発展途上国を支援すべきだ」とした。その上で、「各国は各自の責任を担うべきだ。先進国は率先して温室効果ガスを削減し、発展途上国は自国の状況にあわせて、適切な措置を講じていくことが必要である」と強調した。 なお、英連邦は主要国のイギリスとカナダのほか、オーストラリアやインド、南アフリカなど合わせて53の国からなっており、総人口はおよそ世界の3分の1を占めている。 「中国国際放送局 日本語部」 2009年11月29日 |
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