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第5回チベット作業座談会が開催
発信時間: 2010-01-24 | チャイナネット

中国共産党中央と国務院が主催する第5回チベット作業座談会が18日から20日にかけて、北京で行われた。胡錦涛主席、温家宝総理、賈慶林・政協主席ら国家指導者がそれに出席した。

座談会で、胡錦涛主席は重要談話を発表し、「民主改革を実施してから50年間、特に改革開放してからの30年あまりの間、たゆまない努力を通じて、チベットはほぼ小康社会(ゆとりのある社会)を実現した。チベットの発展はすでに新しい歴史的な起点に立っている。全体から見れば、現在、チベット社会の主な矛盾は依然として、人民が日増しに増大する物資・文化面の需要と立ち遅れている社会的生産との間の矛盾である。今後の一定期間、発展と安定という2つの事業に力をいれ、団結、民主、裕福、さらに文明的でかつ調和の取れた社会主義の新チベットを建設していく」と述べた。

また、胡錦涛主席は「社会の安定、社会主義の法制化、人民大衆の根本利益、祖国の統一と民族団結を維持するという旗印を掲げて、チベット独立勢力の破壊活動を断固として取り締まる」と強調した。

温家宝総理と賈慶林主席もそれぞれ談話をした。

なお、会議は四川、雲南、甘粛と青海のチベット族地区の経済社会の発展作業を研究すると共に、2020年までに四川省のチベット族地区で全面的な小康社会の実現を確保することを提起した。

「中国国際放送局 日本語部」より 2010年1月24日

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