外交部の秦剛報道官は23日の定例会見で、イラン核問題に関する質問に次のように答えた。
イラン核問題の一層のエスカレートに強く注目している。中国は米国との意思疎通に止まらず、ロシアを含むその他の関係各国とも緊密な意思疎通や協議を継続している。中国側の立場は非常に明確だ。すなわち、国際的な核不拡散体制を守り、中東地域の平和・安全・安定を守るということだ。これに着眼し、中国は平和的な対話を通じて、外交的手段によってイラン核問題の適切な解決を図ることを主張している。関係各国は現在、外交努力を強化し、イラン核問題の長期的・包括的・適切な解決のためにもっと多くの時間や余地を用意すべきだ。中国は引き続きロシアを含むその他の関係各国と意思疎通や協調を継続する。
「人民網日本語版」2010年3月24日