温家宝総理(中共中央政治局常務委員)は9日から11日にかけて安徽省蚌埠・池州両市を訪れ、稲の生育状況の視察、村民の慰問、大手農産物加工会社や淮河整備事業の現場視察を行ったほか、地元幹部・大衆の意見を聞くため座談会を開いた。
温総理は「今年の農業生産、特に穀物生産をしっかりと行うことは経済の安定、物価の安定にとって特に重要な意義を持つ。現在、夏穀物の管理は要の時期に入り、春の種蒔きも全面的に行われている。春耕作・生産を当面の経済的取組みの重要課題として、迅速に行動を起こし、効果的な措置を講じ、時期を逸さずにしっかりと行い、万策を講じて良い収穫を確保しなければならない」と指摘した。
「人民網日本語版」2010年4月12日