英紙:日本を危地に陥れた「傲慢と冷淡」

タグ: 中国 韓国 文化 テロリズム

発信時間: 2010-04-21 15:35:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

もちろん日本にも引き付ける力はある。例えば国際テロリズムにからほとんど襲撃されたことがなく、かなり大きなレベルで貿易摩擦を回避。それに中国が受けたような強烈な反対を経験せず巨額の貿易黒字を保ち、大量の米国債を保有している。仕事があり貯蓄がある日本人にとって見れば、デフレは一種の恵みだと言えるかもしれない。

厳かで快適に(人を羨ましく思わせるほど)、この数十年の「溺愛」を享受してきたように見える日本。しかしこのような状態には2つのリスクが潜んでいる。

まずは経済的リスクだ。日本はこの20年に貯蓄で財政赤字をまかなってきた。しかしこれは特に高齢化と貯蓄の減少で永遠には続かない。日本の債務は国内総生産(GDP)の1.8倍で、200円を使えば100円以上の借金を背負っている計算だ。

もう一つは地政的リスクで、日本は厳しい環境に身を置いている。ほとんどの隣国と領土での争いがあり、こうした国の多くが以前の日本の侵略に恨みを抱く。それに日本は今、同盟関係が最も強固な米国との間で、米軍基地をどこに配置するかについてシーソーゲームをしているが、米国は日本が変化の計り知れない危険な世界に全面的に介入したいとは思っていないと考えている。この長期的に溜まった米国の不満は、米日間に摩擦を生み出すかもしれない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月21日

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