中国国民党の連戦名誉主席一行が1日午前、上海万博を参観した。
連氏は中国国家館をはじめ、省区市連合館のうち山西館と福建館、台湾館および「ベストシティ実践区」の台北ケース館を訪れた。
一行はまず中国国家館最上階の放映ホールで大陸部の改革開放30年にわたる都市化の過程を記録した映画「美の歩み」を鑑賞。高さ49メートルの「東方の冠」の天井に再現された「清明上河図」に、「見事なものだ!」と連氏は何度も繰り返した。
連氏は省区市連合展示エリアの山西館を観て回った後、「美不勝収」(「尽きないすばらしさ」の意)と揮毫した。
台湾館のテーマ「山水心灯」は、中国に古くから伝わる「孔明灯」(諸葛孔明が発明したとされる熱気球)からヒントを得ている。祝祭日にこの天灯を灯し、幸せを祈るのが台湾の人々の慣わしだ。連夫妻は台湾館の2階に設置されたタッチパネル式の点灯装置を通じて、願いを込めた天灯を放った。
「人民網日本語版」2010年5月2日