上海万博は開幕以来、国際社会の高い関心を呼び、気勢に溢れる開幕式やイノベーション性など、外国メディアから積極的な評価を博している。
■タイ
タイの中国語紙「世界日報」は3日付記事で「上海万博開幕式では中国と西洋の文化の融合、現代の科学技術と伝統のエッセンスの継承、現代と未来の交錯など様々な特徴が示された」と指摘。特に、LEDを使った驚くべき舞台演出など、そのハイテク性を称賛した。
■シンガポール
シンガポールのテレビ・ラジオ局は万博開幕式の盛況を積極的に報道した。「ストレーツ・タイムズ」紙は1日、第1面と万博特別欄で写真や文章をふんだんに使って万博開幕式の盛況を伝えた。「聨合早報」紙は「上海万博のテーマから演繹されるものは未来の生活、万博から演繹されるものは中国の夢だ」と伝えた。
■マダガスカル
マダガスカル国家テレビ局の主幹は「上海万博は空前の盛況を見せている。かつてないハイテクの盛会だ。発展途上国がこのような規模の盛会を催すことを、中国は誇るべきだ」と述べた。
■日本
日本の「朝日新聞」は社説で「上海万博によって人々は中国の魅力に驚嘆する。今日の中国はすでに世界と切り離せず、世界の未来も中国人の未来と密接につながっている。このため上海万博は各国が互いに学び、理解を深める舞台とすべきだ。中国が万博を開催する意義はまさにここにある」と指摘した。
■オランダ
オランダ紙「NRC Handelsblad」は「中国に興味のあるどの国、地域、都市、企業も、7000万人の観光客を引きつけるこの盛大な万博を見逃すことはできない」と伝えた。
「人民網日本語版」2010年5月4日