中日両政府は4日、東中国海問題について、北京で初の局長級接触を行った。双方は関連問題について意見交換した上で、接触は有益だったとの認識で一致。接触を継続し、共に努力していくことで合意した。
外交部の定例会見で4日、姜瑜報道官がある記者による「中日両国の高官が今日、東中国海問題について初の局長級接触を行った。これに対する中国側の期待は」という質問に、次のように答えた。
「東中国海問題に関する原則的な共通認識を重視・堅持するという中国側の立場は一貫したものだ。引き続き局長級接触を通じて日本側と意思疎通を保ち、原則的な共通認識を実行に移す上で良好な環境と雰囲気を整えるべく共に努力していきたい。」
「人民網日本語版」2010年5月5日