イスラエル内閣は14日、イスラエル海軍が5月31日国際ガザ救援船団を襲撃した事件について、国際オブザーバー2人を含む内部調査委員会の設立を認可し、調査を始めた。
この委員会は、イスラエル海軍の国際ガザ救援船団襲撃事件、国際ガザ救援活動、ガザ地区に運ばれる物資に対してイスラエルが海上封鎖することは国際法上適法かどうかなどについて調査を行う。
これに対して、パレスチナ自治政府のアッバス議長はこの日、「パレスチナは、国連安保理が6月1日表明した、襲撃事件に対して『不偏かつ信頼性、透明性がある国際基準に合致した調査』を行うとの声明を支持する。イスラエルの調査委員会は安保理の要求に適合しない」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年6月15日