胡錦涛主席、メドベージェフ大統領と会談

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発信時間: 2010-06-28 17:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

胡錦涛国家主席は26日、ロシアのメドベージェフ大統領とトロントで会談した。

胡主席は「今年に入ってから中ロの指導者は緊密な交流を続けている。両国の元首はすでに3回会談し、中ロ関係の推進や各分野の協力の強化について率直で誠意ある、踏み込んだ意見交換を行い、重要な共通認識に至った」と指摘した。

胡主席はさらに「現在世界経済は緩やかな回復を見せているが、その基盤は盤石でなく、多くの不確定要素を抱えている」と指摘。「トロントでのG20首脳会議に、4つの面で積極的・実務的な成果を期待している」として、(1)マクロ経済政策面の疎通と協調を強化し、世界経済の回復基調を揺るぎないものにする(2)国際通貨基金(IMF)のソウル・サミット前にクオータ(出資割当額)改革の目標を達成し、新興市場国と発展途上国の代表性や発言権を高める(3)開発問題への注目をさらに高め、9月に開かれる国連ミレニアム開発目標ハイレベル会合を政治面から支える(4)各種形式の保護主義に引き続き反対する----を挙げた。

胡主席はまた「G20でのロシアとの協調を強化し、世界経済の力強く、持続可能で、均衡的な成長に貢献したい」と述べた。

メドベージェフ大統領は「両国元首間の頻繁な会談・接触は、両国の戦略的協力パートナーシップの水準の高さを存分に示している。両国は今年、重要な活動も多く行う。こうした活動の成功に向け、双方が共に努力することを希望する。双方はG20の枠内で良い協力を行っている。中国側との協調・協力を引き続き強化していきたい」と述べた。

両首脳は朝鮮半島情勢、イラン核問題、中央アジア情勢などについても意見交換した。

「人民網日本語版」2010年6月28日

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