朝鮮の新聞「民主朝鮮」は、29日に社説を発表し、アメリカと韓国が朝鮮の西部海域で大規模な合同軍事演習を行うことを非難し、「これは北東アジア地域の平和と安定を脅かす」と指摘した。
この社説は、「アメリカと韓国の合同軍事演習中、なにか突発事件が発生した場合、武装衝突に発展する可能性が高い。これこそアメリカと韓国の軍事演習がもつ挑発性と危険性だ。いかにしてアメリカによる朝鮮への侵略活動を阻止するかは、朝鮮半島、アジアないし世界の平和と安定にとって重要な任務と課題である」としている。
なお、関連報道によると、韓国とアメリカの軍事当局は、6月下旬に西部海域で行う大規模な合同軍事演習を7月に延期する。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年6月30日