米国、スパイ事件でロシア人外交官の追放はせず

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発信時間: 2010-07-02 17:16:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国務省は30日、スパイ事件と関係のあるロシア人外交官を追放する計画はないと表明した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

米国務省のクローリー報道官は定例会見で、「米ロ政府高官は事件についてずっと連絡を保っている。オバマ政権はこの事件が両国関係に影響を与えないことを望んでいる」と指摘。米国がスパイ事件を理由にロシア人外交官を追放することはないとの認識を示した。

米司法省は28日、ロシア情報当局のために要員を集め、情報を収集していた在米スパイ網を米連邦捜査局(FBI)が摘発し、すでに容疑者10人を逮捕したと発表した。もう1人の、米国に指名手配され、キプロスで拘束された「ロシアのスパイ」は、保釈中の30日に失踪した。

ロシアのプーチン首相は29日、クリントン元米大統領との会談で、「近年前向きに発展してきたロ米関係がスパイ騒ぎにより損なわれないよう期待する」と述べた。

米ホワイトハウスも29日、最近改善されてきた両国関係への事件による影響はないとの考えを表明した。

「人民網日本語版」2010年7月2日

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