吉林省で省・市・県レベルの指導幹部1262人の公開選抜が正式に始まった。省のポストは全国から選抜、市(州)のポストは3分の1以上を省全体から選抜、県(市・区)のポストも3分の1以上を市(州)から選抜する。吉林省がこれほど大規模な公開選抜を行うのは初めてだ。
中国共産党吉林省委員会組織部の庄厳常務副部長(報道官)によると、今回は庁・処・科レベルの指導幹部1262人を公開選抜する。内訳は省、市(州)、県(市・区)が852人、省、市(州)直属機関が410人。前者は省が50人、市(州)が166人、県(市・区)が636人。各分野、各レベルをほぼカバーする。
公開選抜は準備、申込、資格審査、試験、考査、任命決定の5段階で行われる。申込期間は7月5日から11日まで。筆記試験の比重は基本的資質テストが20%、指導能力テストが30%、専門教養テストが50%。試験では資質、能力、潜在力、ポストへの適応度などを確かめる。単純な暗記や理論のみの問題は扱わない。
「人民網日本語版」2010年7月6日