新華社によると、中国の戴秉国国務委員は14日に北京で、英国のヘイグ外相と中英戦略対話を行った。双方は、国際情勢、両国関係の長期性と戦略性、グローバル問題などについて意見を交換した。
戴秉国国務委員は「中国は発展途上国である。今後も平和発展の道を堅持していく。英国と戦略対話を通じて各領域での協力を進め、世界の平和と発展に寄与したい」と述べた。
これに対してヘイグ外相は「英国新政府は世界各国、特に新興国との関係を強化することに力を入れている。中国の発展をチャンスと見なし、今後5年間でより強力的な戦略パートナーシップを築きたい。中国と戦略対話を通じて、国際情勢や長期的な両国関係などについて話し合い、共通点を拡大し、協力を強化したい」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年7月15日