米メディア:日本が中国海の軍拡充に抵抗

米メディア:日本が中国海の軍拡充に抵抗。 最近よく見られる、これと似たような現象は、周辺国に中国の「海上侵略者」的一面を印象付けており、一部の国では、それに全く対応しきれていない状態だ。しかし、日本はひそかに軍力を上げ、急速に力を増す中国海軍にとって大きな対抗勢力となっている・・・

タグ: 中国軍 拡充 日本 米国 太平洋地域

発信時間: 2010-07-14 16:12:28 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米誌『ワールド・ポリティクス・レビュー』は7月7日、『日本が中国海軍拡充に抵抗』と題する記事を掲載、内容は以下の通り。

日本海軍は先日、南へ向かって太平洋入りした中国軍艦2艘を発見した。中国艦は公海に位置していたが、駐日米軍と日本の大部隊が拠点を置く沖縄に近かったことから、東京でも警戒が強まった。最近よく見られる、これと似たような現象は、周辺国に中国の「海上侵略者」的一面を印象付けており、一部の国では、それに全く対応しきれていない状態だ。しかし、日本はひそかに軍力を上げ、急速に力を増す中国海軍にとって大きな対抗勢力となっている。

実際、中国海軍はその拡充速度を上げているが、太平洋地域における戦略の「天秤」は、米国カと日本に有利な方向に傾いている。しかも、現在の与党である民主党がこれまでの政策を維持するならば、この状況は変わらず継続していくだろう。

ここ10年で、中国は大型艦の建造を加速してきた。その目的は、長時間の遠洋航行が可能な艦艇をもって、冷戦時代の沿海巡視艇数百隻の代わりとすることである。中国は世界における影響力を強めるとともに、相手国の中国海域への兵力投入に制約を加えようとしている。

しかし、防御的「反介入」戦略を展開するのは中国政府だけではなかった。日本でも超音速対艦ミサイルへの研究開発を進めており、この手のミサイルは中国の水上艦を撃沈させることができる。それでなくとも、この島国が所有する世界最先端の非核動力潜水艇は、中国の水上・潜水艦艇にとっては大きな脅威である。独立海軍分析家で、『世界戦闘艦隊』の著者エリック・ウェルトヘイム氏(音訳)はこう言う。「中国は「反介入」戦力で米国カ軍の「門破り」を防ごうとしているが、実は中国も日本から同じことをされている。」

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