杭州市民が撮影した「UFO」
豪ABC Newsの公式サイトに2010年7月14日付で「中国上空に現れたUFO、調査進行中」というタイトルのニューストピックが取り上げられた。トピックには「航空便18便が遅延、真相は現在も調査中」とのサブタイトルがつけられている。杭州蕭山国際空港のUFO騒ぎに対して、さまざまな憶測や解釈が飛び交っている。
トピックにはまず、「7月7日、中国杭州蕭山国際空港で、謎の飛行物体が現れたため、航空便の離発着がストップされた。この騒ぎは中国メディアの関心を呼び、UFOの正体を確定するための憶測が飛び交っている」と記されている。
杭州市民が撮影した「UFO」
今週月曜日(7月12日)、あるネットユーザは「あれは姿を変えた米軍の爆撃機だ」と書き込みしている。別のネットユーザは日曜日(7月11日)に「あれは米軍のミサイルでもなければ、ロシアの人工衛星でもない。ましてや地球外生命体との憶測は滑稽極まりない。あれは人工的な何らかの現象である。米国やロシアが中国の逆鱗に触れるのを承知で、中国の領空に向けてミサイルを発射したり、衛星搭載ロケットを発射したりする訳がない」と反対意見を述べている。このネットユーザは「これは中国軍による新型ミサイルあるいは新型軍用機のテストの一つである」と見なしている。