米メディア:まだまだ低い日本女性の職業的地位

米メディア:まだまだ低い日本女性の職業的地位。 日本でこの1か月、「初の女性×××誕生!」のニュースが多く出たことを紹介している。最近のこれらの動向は、女性の職業的地位の向上が日本全体のブームになっているような錯覚を起こすが、実は現実はそれほどでもない。経済世界第2位とされる日本の女性の地位が向上したか否か…

タグ: 日本 女性 職業 蓮舫 清水季子 藤明里 

発信時間: 2010-07-19 17:02:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本銀行は初の女性支店長となった45歳の清水季子氏を大々的に宣伝しているが、女性からすると、この知らせそのものよりも、日本女性がここまで来るのに100年以上も待たされたことを、声を大にして言うべきなのである。かつて日本銀行で働いていた女性は「他の国の中央銀行と比べると、日本銀行はとても保守的」であると述べている。彼女が離職した理由を聞くと、「あそこで働いていても何の前途もないから」という発言をしている。

私営企業の状況はさらに厳しいものである。42歳になる藤明里さんは日本航空で初の女性機長に今週任命された。対し、米国の航空会社で初の女性機長が誕生したのは1986年のことであった。ソニーでは、日本人幹部のうち、女性は昨年わずか3.5%で、米国支部における管理層のうち女性は32.2%を占めている。

だが、女性の地位向上に関する最新制度案では、たとえ足並みは遅くても、女性労働力の利点をうまく生かそうとする傾向が高まりつつある。大手化粧品メーカの資生堂は、2013年度までに女性幹部の比率を今の19%から30%に引き上げると計画している。資生堂は日本では数少ない女性役員がいる会社の一つである。東京にある資生堂事業所内には託児所も開設されている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月19日

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