加速する中国の国境地帯開放

加速する中国の国境地帯開放。 国境問題は中国と一部隣国との関係を長年患わせてきた。国境地帯はかつて軍事防衛の最前線だった。だが21世紀に入ると状況は一変。中国は交渉によって12カ国との国境係争を解決し、国境地帯の対外開放を制約してきた政治的障害を取り除いた…

タグ: 中国 国境  開放 西部大開発

発信時間: 2010-07-27 15:08:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

長年の発展を経て、中国と隣国との国境を跨る協力は日増しに制度を整え、全方位的な開放の構造が静かに形成された。現在すでに国家戦略の連結、準地域協力、2国間協力など重層的協力の場が形成されている。東北地区では「中華人民共和国東北地区とロシア連邦極東および東シベリア地区の協力計画綱要(2009-2018)」「中国図們江区域協力開発計画綱要----長吉図開発開放先導区」の両計画が相次いで打ち出された。西北地区では上海協力機構の枠組みで中国と中央アジア諸国との経済協力が日増しに強化されている。西南地区では、中国・ASEAN自由貿易圏がすでに発足。大メコン河準地域(GMS)協力、汎北部湾経済協力圏の建設も加速している。憑祥・河口での国境を跨る中越経済協力区の建設構想も着実に進められている。

中国の国境開放は新たな発展の高まりを迎えようとしている。これは国境地帯の一層の発展、現地の社会の安定と民族の団結、国内各地域の調和ある発展のみならず、周辺の繁栄・発展、地域の安全・安定・長期平和にも寄与する。

「人民網日本語版」2010年7月27日

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