中国が頻繁な軍事演習 軍事的透明度はかなり高く

中国が頻繁な軍事演習 軍事的透明度はかなり高く。 最近、中国軍は異例の頻繁さで軍事演習を行っている。解放軍は今月3日から、山東・河南両省で大規模な防空演習を実施している。テーマは首都の合同防空作戦だ。解放軍は現在、国土および重要な戦略目標に対する「敵」の縦深攻撃への防衛能力を強化している。今回の演習によって、中国の軍事的透明性がかつてない高まりに達していることが諸外国に示された…

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発信時間: 2010-08-05 16:59:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

最近、中国軍は異例の頻繁さで軍事演習を行っている。解放軍は今月3日から、山東・河南両省で大規模な防空演習を実施している。テーマは首都の合同防空作戦だ。解放軍は現在、国土および重要な戦略目標に対する「敵」の縦深攻撃への防衛能力を強化している。今回の演習によって、中国の軍事的透明性がかつてない高まりに達していることが諸外国に示された。

■中国軍の頻繁な演習には多くの「初」

7月18日、国家交通戦備弁公室、解放軍総後勤部軍事交通運輸部は山東省煙台市沖の黄海海域で海上緊急支援演習「交戦2010」を実施した。解放軍による初の多課目戦時軍事輸送緊急支援総合演習だ。

7月25日、南京軍区砲兵部隊は黄海近くで大規模な実兵・実弾演習を実施した。これほど大規模な長距離ロケット砲火力攻撃演習も初だ。国産の多連装ロケット弾発射システム「PHL03」は、解放軍最新型の陸上ロケット砲で、その技術水準は米ロにひけをとらない。

7月26日、解放軍の3大艦隊である北海艦隊、東海艦隊、南海艦隊の主力駆逐艦が南中国海で多兵種合同実兵・実弾演習を実施した。中国の軍事アナリストは、外国の脅威に対応するための武力の誇示と指摘する。外国は軍事的刺激のたびに中国の軍事力強化を招き、中国軍の外洋進出の動きも、さらに増えるのである。

7月27日、済南軍区は実戦を想定した航空実兵・実装長距離輸送演習を成功させた。某装甲旅団前線指揮所の装備・機材は中原の奥部から膠東半島まで空輸されたものだ。これは同戦区初の規範化された航空実兵・実装輸送演習だ。

7月30日、北京軍区の某機械化歩兵旅団は機械化装備を山西省から内蒙古の某戦術合同訓練基地へ輸送した。解放軍初の高速道路での車載方式による機械化装備の長距離輸送だ。任務に使用した輸送車は積載能力50トン。解放軍最新の大型輸送車だ。

8月初め、空軍の重要な戦備物資が初めて鉄道でチベットに輸送された。作戦支援を中心とする空軍の軍事輸送能力のさらなる向上を示すものだ。空軍後勤部はチベットへの鉄道軍事輸送支援チームも設置した。外国では、黄海海域、山東省、南中国海海域での中国による相次ぐ軍事演習は、警告のシグナルを発し、中国の海洋主権を強烈に主張するものだと論評されている。

「人民網日本語版」2010年8月5日

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