マニラバス乗っ取り事件:フィリピン側が調査実施

マニラバス乗っ取り事件:フィリピン側が調査実施。 フィリピンで中国香港からの観光客を乗せた観光バスが乗っ取られた事件から、25日で3日目になった。香港の犠牲者に哀悼の意を捧げるため、フィリピンはこの日を「全国哀悼日」とし、アキノ大統領が全ての政府機関と在外公館に半旗掲揚を指示した。マニラの事件現場付近で献花する人の姿が見られたほか、フィリピン各地でも民間の哀悼式が行われた…

タグ: フィリピン マニラ 乗っ取り 調査 観光

発信時間: 2010-08-26 16:53:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

メディアの報道によると、フィリピン議会も26日午前10時から事件の調査を始める予定だ。警察幹部の解任を求める声も強く、アキノ大統領の個人ページに抗議の書き込みをする人さえいる。現場で指揮したマニラ市警のマグティベイ本部長はすでに引責辞任したという。また25日早くには、事件に出動した警察4人も停職処分を受けた。フィリピン警察当局は人質とのコミュニケーション不足、警察側の装備不足、メディアの接近を許したこと、野次馬への管理不足など、対応に致命的ミスがあったことを認めた。

アキノ大統領はビナイ副大統領率いるハイレベル代表団を北京に派遣し、中国側に正式な報告を手渡して、事件の経緯を説明することをすでに決めた。代表団は香港特別行政区も訪れ、曽蔭権行政長官と会談する。アキノ大統領は「香港の人々の怒りの気持ちはよくわかっている。どうか理解していただきたい。だれもこのような結果を望んではいなかった。当初私たちが目指していたのは人質全員の救出だったということを強調したい」と述べた。

「人民網日本語版」2010年8月26日

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