金総書記は6カ国協議や朝鮮半島の平和・安定の維持に向けた中国側の積極的な努力と貢献を高く称賛。「半島の非核化を堅持する朝鮮の立場に変更はない。半島情勢の緊張は望んでいない。中国側と緊密な意思疎通や協調を継続し、6カ国協議の早期再開を促し、朝鮮半島情勢の緊張を緩和し、その平和・安定を維持したい」と述べた。
中国を非公式に訪問
金総書記は今回、吉林省吉林市、長春市、黒竜江省ハルビン市を相次いで訪問。機械製造・鉄道交通・化学工業・食品加工企業や農業プロジェクトを視察し、各担当者から説明を受けた。金総書記は「かつて暮らしたことのある吉林省を再訪し、その大きな変化と喜ばしい発展を目の当たりにして、深く心を動かされ、多くの感銘を受けた。東北地区は朝鮮と接しており、山河、地形、工業構造が似ている。朝鮮は東北地区との交流や協力を強化し、中国のやり方やノウハウを真剣に研究する必要がある」と表明した。
「人民網日本語版」2010年8月31日