賈慶林常務委員、国民党の連戦名誉主席と面会

賈慶林常務委員、国民党の連戦名誉主席と面会。

タグ: 賈慶林  国民党 連戦

発信時間: 2010-09-10 17:22:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

賈慶林・中共中央政治局常務委員(全国政協主席)は9日午後、中国国民党の連戦名誉主席夫妻、および台湾同胞社会団体フォーラムの一部出席者と上海西郊賓館で面会した。

賈常務委員は「台湾同胞社会団体フォーラムの開催は、両岸関係の平和発展という新たな情勢の下で、両岸の人々の交流を促進するまた新たな出来事だ。フォーラムは海外各地、香港・澳門(マカオ)地区、海峡両岸の台湾同胞社会団体の交流や親睦の架け橋となったほか、台湾民衆の心の声を反映し、国内外中国人の共通認識を凝集する上でも良い場となった」と述べた。

また「ここ2年余りで、両岸関係の発展は重要な成果を上げ、両岸の人々に確かな利益をもたらした。両岸関係の発展が重要な成果を上げることのできた理由については、総括に値する経験が多くある。最も重要な理由は、両岸双方が政治的相互信頼を築き、良好な相互作用を維持したことだ。相互信頼の政治的基盤は両岸双方が共に『台湾独立』に反対し、『1992年の共通認識』を堅持したことにある」と強調した。

賈常務委員は「双方が既存の基盤を踏まえさらに政治的相互信頼を強化することは、非常に必要であるのみならず、非常に重要でもある。『台湾独立』反対は、大陸と台湾が共に1つの中国に属すという根本的な点を踏まえて根本から整理すべきだ。政治的相互信頼の深化は、両岸関係にさらに力強い動力を提供し、さらに幅広い空間を開拓する」と述べた。

連名誉主席は「両岸関係の発展という歴史の流れを妨げてはならない。両岸経済協力枠組み協定(ECFA)の締結は両岸の人々にプラスとなる良い事、確かな事だ。また、両岸関係は単なる経済関係ではなく、両岸の人々の民族アイデンティティを力強く増強する必要がある、両岸の人々は共に家族であり、台湾人も中国人だ。中華民族の子孫として、われわれには、歴史的原因による問題を適切に解決し、21世紀の中華民族の新時代を切り開く決意と知恵がある」と表明した。

「人民網日本語版」2010年9月10日

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