国務院報道弁公室は10日、『中国人的資源情況白書』を発表した。それによると、「中国は世界で人口の最も多い発展途上国で、13億の人口に豊かな人的資源が潜んでいる。人的資源を積極的に開発し、人的資源の大国を強国に変えることは、中国政府にとって、終始変らぬことなく大きな課題であり、努力する方向だ」と明らかにした。
白書は中国の人的資源の基本情況や、人的資源の開発に関する法律システム、労働者の権益保護、国際交流と協力など8つの部分からなっている。
白書はまた、「中国国民の教育レベルが明らかに向上し、人的資源の規模が絶えず拡大すると共に、就業者の分布は日増しに健全化になり、収入、衛生保健、社会保障など、人的資源の発展に関する保障条件が徐々に改善されている」とした。
さらに、「中国政府は人的資源分野での国際協力と交流を非常に重視し、協力のルートと分野を絶えず拡大した結果、全方位的かつ多分野における交流と協力の枠組みが出来ている」とした。
「中国国際放送局 日本語版」より2010年9月0日