オバマ米大統領はフィラデルフィアのジュリア・マストマン実験学校で14日、新学期の演説を行った。
オバマ大統領は自らの若い時を振り返りながら、学校で学ぶ中での戸惑いや誤りについて語り、教育のように一生を変えられるものはなく、「君たちが得られるチャンスは、受けられる教育のレベルによって決まる」と述べた。
オバマ大統領は、校内暴力は学校生活を苦しいものにさせると言い、暴力を振るう人を無視し、同級生の違いを受け入れるよう学生たちに呼びかけた。「人と違うことを気まずく感じるのではなく、それを誇りに感じるべきだ。それは私たちがそれぞれかけがえのない1人だからだ」
またオバマ大統領は中国とインドの学生にも触れ、「中国とインドの学生は、これまでよりも一層がんばって勉強している。君たちは将来、彼らと競争しなければならないだろう。学校での成功は君たちの将来を決めるだけではなく、21世紀の米国の未来も決める」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年9月17日